FTコシヤマンの興育研究所

興味の興で興育!教えるんじゃない!子どもの興味が子どもを育てるんだ~!!

大人目線は時に毒

クレヨンしんちゃんの映画が好きです。

 

子どもたちと一緒に楽しめる。アマゾンプライムのユーザーであるコシヤマン家の大切なコンテンツ。

 

今回観たのはこちら

 

 

※以外ネタバレ注意

 

この作品は他のものと違い、物語冒頭から悪役の存在をほのめかしたり、大きなトラブルが発生したりするものではありませんでした。

 

野原家の庭の地中から出てきた手紙。どうやらしんのすけ自身が過去の春日部から書いたもの。その場で目をつむるといつの間にか戦国時代の春日部に。

 

そこで出会った人々との物語が中心。特に、たまたましんのすけが命を救った武士と姫の、身分違いの恋…。

 

「なんか違う」とこれまで観てきた作品との違いに違和感を覚えつつも、最後まで鑑賞しました。

 

結論。面白かった。グッときた。

 

評価が高くて、草彅剛と新垣結衣主演で実写作品が作られたんですよね。

 

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アマゾンプライムでも☆が5つ。クレしん作品の中でも当然ブッチギリの(というかこれ以上がない)作品です。

 

しかし…待てよ?

 

違和感の正体はこれ。大人が観るような作品だったということ。

 

クレしん特有のお下劣シーンは少なく、テンポ良く子ども受けするような笑いを生むことも少ない。

 

きっと子どもが他のクレしん作品と比較して星をつけるとしたら5はいかないでしょう。推測ですが。

 

つまり、実写化されるほどの評価、プライムで☆5つの評価。これらは大人がつけたもの。

 

大人と子どもの目線って違うよなぁ、と。

 

「姫とお侍さんの関係にキュンキュンしました!実写化してほしいです!」

 

って言う子どもいたらぜひお会いしたい。

 

「気が合いますねぇ」

 

と握手したい。

 

ちょっと脱線しましたが、社会の中で良しとされていることの多くは大人目線なんですよね。

 

大人の経験上、これがほぼ正解!!ということも多いのは間違いないのですが、それに固執しすぎてしまうと子どもが潰れてしまいまうことが懸念されます。

 

教育現場は正にそう。大人目線で決めたことをひたすら押し付けている感があります。子どもの意志はほとんど通用しないのが学校。

 

子育てでもそうです。親の「良し」に当てはめすぎていること、ないでしょうか。

 

これをしなさい。あれはダメ。

 

こうした言葉は実は大人である自分自身を守るためだったりしませんか。

 

全てが子ども目線だと問題も出てきますが、全てが大人目線でもいけない。

 

だから教育って答えがないし、面白い。大人も学んでいかないといけませんね。

 

そんな風に思った鑑賞後のコシヤマンでした。